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導入事例 Biz/Browser | 導入事例一覧へ | 資料請求 | 評価版ダウンロード | 株式会社イトーキ
オフィス家具販売を中心に、人を取り巻く新たな環境づくりをサポートする株式会社イトーキ。同社では日立のエンタープライズサーバ「AP8000」上で稼働する「基幹系業務システム」のフロントエンドに、リッチクライアント「Biz/Browser」を導入。エミュレータやHTMLでは実現できないユーザビリティとレスポンスの向上に加え、既存のサーバ資産や開発手法の有効活用も実現した。今後の基幹系/オープン系のポータル統合にも欠かせないミッションクリティカルなプラットフォームとして高く評価されている。
エミュレータとHTMLのウィークポイントを改善したい 常に時代を先取りしたオフィス家具・設備の提案や、多彩な空間コンサルティングなどを通し、日本のオフィス環境の進展に大きな役割を果たしてきた株式会社イトーキ(以下イトーキ)。同社は21世紀の新コンセプトとして「Ud & Eco Style(ユーデコスタイル)」を提唱しています。「Ud」とは、すべての人に利用しやすい製品や環境を創り上げる「ユニバーサルデザイン」、「Eco」とは、製品の素材選択から廃棄までのすべての過程で環境保全を考える「エコデザイン」のこと。この2つの考えを製品開発のみならず、企業全体の業務にまで適用することで、人と地球が共創する社会の実現を目指しています。 イトーキではこうした経営改革の一環として、さまざまな情報システムにおけるTCOの削減とユーザビリティの向上を追求しています。日立のエンタープライズサーバ「AP8000」上で稼働する物流システムを2003年に「Hitachi Web Server for VOS3」の適用によってWeb化したのもその一例です。
「当社の物流システムは、全国の支店/代理店/特約店と物流拠点を直結し、受注から納品までをトータルに支援する、まさにミッションクリティカルな基幹システムです。それだけに、決してダウンしない信頼性を維持する一方で、ユーザーにはオープンシステムとの違いを意識させない操作性と利便性を提供したいと常に考えてきました。これまでエミュレータとHTML(Webブラウザ)という2つの入力手段を共存させていたのも、ユーザーにとって使いやすい方法を選んで欲しいとの考えがあったからです。 リッチな画面とストレスのない入力に好評価 そこでAP8000と連携したトータルソリューションとして日立が提案したのが、国産リッチクライアントの代名詞とも言えるBiz/Browser。アクシスソフト株式会社が提供するBiz/Browserは、情報取得や閲覧のためのHTMLではなく、基幹システムへのエントリー業務などをWebシステムとして実現するためのユーザビリティとレスポンス、そしてミッションクリティカル分野でのタフな利用にも耐え得る信頼性を共に実現する製品です。 静的な画面情報などの「クライアントキャッシュ機能」により、サーバへの通信回数や通信量の削減が可能なほか、Biz/Browser側でのキーボードフォーカス、ファンクションキー設定が柔軟に行えるため、AP8000だけでWebアプリケーションをメインフレーム+エミュレータと同様の高速オペレーションで実現することができます。 「AP8000上でBiz/Browserのサンプルデータを動かすテストシステムを作ったところ、ほとんど問題なく稼働しました。そこで、物流システムの中でも比較的コンパクトな経理仕訳入力システムから適用したところ、入力効率を最優先するエミュレータユーザーからも、画面がリッチになって使いやすい、今までと同じ操作法でストレスなく入力できると高く評価されたのです」イトーキのシステム構築をサポートする株式会社エイ・エス・ビーの小林正明マネージャーはBiz/Browserとの出会いを、こう振り返えります。 また、同時に導入したBiz/Browser向けのGUI開発ツール「Biz/Designer」を活用することで、社内のCOBOL技術者のスキルが有効活用できるメリットも大きいと語るのは、情報システム部システム開発室係長の森本俊彦氏。
「当社ではCOBOLを専門とする技術者とオープン系技術者の二通りの人材がおり、それぞれ基幹系と営業支援系の構築・運用を担っていますが、物流システムのWeb化に際しては、COBOL技術者にとって慣れないHTML構文で画面制御の開発を行わなければならなかったため、少しハードルが高かったのは事実です。しかしBiz/Designerを使うと、COBOL技術者が自らのスキルとノウハウを活かしながら容易にリッチな画面や帳票の定義が行えるため、人材の有効活用と開発コストの低減につながります。私自身もこの間、スタッフとともにBiz/Designerの講習を受けたことで、新規の業務開発にさらに自信がつきました」 こうした数々のメリットにより、イトーキではエミュレータとHTMLの2系統で提供していた基幹業務のユーザインターフェースを、今後すべて Biz/Browserで統合することを決断。2004年12月から、全国1200ユーザーがBiz/Browserの本格活用をスタートさせました。 社内ポータルサイトの新たな情報総合基盤として 「入力効率を重視するエミュレータユーザーにとっては、まるで暗号のような項目しか表示できない画面桁数の制限が、業務上のいちばんのネックとなっていました。しかしBiz/Browserの導入によってスピーディな操作感はそのままに、非常にリッチな画面が実現しただけでなく、数値項目に別の文字を入れるとエラーが出る項目チェック機能、ページダウンキーで他の入力項目に自由にカーソルを移動できる機能なども付加することができ、操作性が大幅に強化されました」と、黒瀬氏は顔をほころばせます。
また従来は、毎月パターン化している支払情報や、顧客から届く見積明細などのEXCELファイルを物流システムへ反映させるため、一度CSVファイルに変換して連携させるための中継システムが必要だった。しかしBiz/Browserを使うことで、こうした中継システムが不要となり、EXCELファイルと基幹データベースがダイレクトに連携できるようになったといいます。
イトーキでは、日立製作所とアクシスソフトが導入をトータルにサポートしたBiz/Browserを、これからの同社ポータルの新たなプラットフォームと位置づけています。 「従来も、オープン系の営業支援システムと基幹系の業務システムはポータル上でシームレスなデータ統合を実現していました。ですがエミュレータを使い慣れたパワーユーザーにとっては、いざ基幹系業務システムでの処理を行おうとすると、一度ポータルの外に出てエミュレータの起動をしなければならなかったのが実状です。それがBiz/Browserによって名実ともにポータル上でのシームレスな統合が可能となった。私たちはシステムを使う側に、それが基幹系かオープン系かの区分けを意識させない環境を作ることを大きな目標としてきましたが、ようやくその理想形に近づいた気がします。Biz/Browserによるユーザビリティの進化は、単に業務効率やROIの向上だけでなく、今後のシステム拡張においても非常に大きな効果をもたらすはずです」(黒瀬氏) 操作性、機能性、既存資産の有効活用と開発コストの低減、そしてミッションクリティカルビジネスにおける信頼性と将来にわたる拡張性---あらゆる面でさまざまなメリットをもたらしたBiz/Browserは、今後もイトーキのアグレッシブなビジネスを支える強固なプラットフォームとして進化を続けていきます。
【関連リンク】 日立「Cosminexus」 x 「Biz/Browser」 連携事例 | 導入事例一覧へ | 資料請求 | 評価版ダウンロード |
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