イベント・セミナー情報
2006年7月27日(木)開催
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アクシスソフトでは2006年7月27日(木)、六本木アカデミーヒルズにおいて「Biz/Browser Solution Forum 2006」を開催しました。4社の事例講演、16社のソリューション出展に対し、合計約400名のお客様にご来場いただき、おかげさまで大盛況を博しました。
Biz/Browserはクライアント/サーバシステムと同等の高いユーザビリティやレスポンスをWebシステムにおいて実現する、データ・エントリー業務に最適なリッチクライアントソリューションです。 1999年の発売以来、企業数にして約450社、クライアント数にして約40万台の導入実績を積み重ねており、お客様のご意見を取り入れながら進化を続けてきました。
基調講演をお願いした、独創的な研究開発で世界的に著名な寺垣武氏は「人の幸せに向かっていない技術は存在の意味がない」とおっしゃっています。 他社に追従するのは、人の幸せに向かっているとはいえません。 アクシスソフトでは、今後もビジネスユーザーの方々のご要望に真摯にお応えし続けることで、よりよい製品、よりよいメーカーを目指して地道に努力を続けてまいります。
ここでは、当日の講演および出展の概要をご紹介しています。 Web基幹システムの優位性と可能性をぜひご覧ください。
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岩谷情報システム株式会社 常務取締役
坂東 竹夫
氏
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従来システムと同等の操作性・レスポンスを実現
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画面設計のための言語を短期間で習得
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システム統合により、機能数を約48%削減
全国345の拠点でLPガスの販売・配送を行っている岩谷産業グループでは、タイムリーな業績把握、連結決算の早期化、情報処理コストの削減という3つの目標を掲げ、基幹システムの統合に取り組んでいます。開発に当たったのは100%子会社の岩谷情報システムです。
システムの刷新に当たっては、課題もいくつかありました。まず、ハードウエアが老朽化し、OSメーカーなどのサポートも終了してしまったこと。グループ内で異なる基幹システムが複数稼働しているため、保守管理に時間とコストがかかっていたこと。さらに、セキュリティレベルにも各拠点でばらつきがあったことなどです。
これらの課題を解決するため、同社ではWeb化によるシステムの統合と一元管理を決めました。しかし、開発は半年目で大きな壁に突き当たります。当初はアプリケーションをJAVAで開発していましたが、プロトタイプを作成してテストしたところ、操作性・レスポンスともに、従来のクライアント/サーバ型に大きく劣ってしまうとの結論が出たのです。「繁忙期には伝票入力の数が5倍にまで跳ね上がるため、操作性の悪化は絶対に許されません。また、拠点の多くがブロードバンド環境の整っていない地方にあるため、レスポンスの低下も深刻な問題です」(坂東氏)。
そこで、急きょリッチクライアントの検討を始め、すぐに採用を決めたのがBiz/Browserでした。現状のクライアント/サーバシステムと同等の操作性やレスポンスを実現できるのはもちろん、「画面設計をVBライクな言語で行えるため、開発スタッフが短期間で習得できることもポイントになりました」(坂東氏)。アクシスソフトの技術支援を受けたり、Biz/Browserの代理店から常駐の技術者を派遣してもらうなどして、当初のスケジュール通りに開発を終了しています。
Biz/Browserを使った新システムは、旧システムで2228あった機能数を約48%、1156まで削減することができるなど、大きな成果が得られています。2006年8月現在、6割の拠点で新システムへの移行が完了しており、2007年3月までには全拠点へ行き渡る予定です。
第一生命情報システム株式会社
基盤システム本部 基盤開発グループ コンサルタント
岡崎 宏昭
氏
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旧システムの3600画面の大半をコンバートで再利用
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Biz/Designerで生産性とプログラム品質が向上
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日本語による手厚いサポートも生産性向上に貢献
第一生命では「WISE計画」として、ブロードバンドの導入、サーバのセンター集中、システムのWeb化など、情報インフラの大規模な刷
新を行いました。そこではBiz/Browserが採用されています。プロジェクトを担当した第一生命情報システムでは、操作性やレスポンスの高さをBiz/Browser採用のポイントとしてあげていますが、特に高く評価したのは、画面開発の生産性の高さだといいます。
同社のシステムでは、画面コントロールをフロントエンド基盤が担っています。基盤の開発スタッフが先にフレームワークや開発ツールを用意し、アプリケーションのスタッフはそれを使って画面開発を進めていくのです。
システム刷新にあたっては、このフロントエンド基盤を効率的に移行できるかどうかが鍵でした。まず、事務職員が保険事務を行う「基幹系オンライン」は3600もの画面からなりますが、同社では大部分をコンバートして再利用しました。「Biz/BrowserはCRSスクリプト言語を採用しているため、単純なテキストコンバートで変換できるのです」(岡崎氏)。
一方、単純にコンバートできない画面も3割程度残りました。この部分の開発には、まず開発ツールを用意する必要がありますが、旧システムではそのために40〜50人月の工数が必要でした。しかしBiz/Browserには、Biz/DesignerというGUIの画面開発ツールがあらかじめ用意されているため、この工数を削減することができたのです。「しかも、JavaScript互換なので技術者の確保も容易です。さらにデバッガが付属しているので、テストを効率的に行え、プログラム品質も向上しました」(岡崎氏)。
開発過程では、部品数の多さからパフォーマンスが悪化する懸念もありましたが、アクシスソフトのサポートを活用しながらチューニングすることで、旧システムと同等以上のパフォーマンスを実現することに成功しています。「日本語による手厚いサポートも、生産性の向上に大きく貢献してくれました」(岡崎氏)。
株式会社親和銀行 融資企画部 業務役 細川 重雄氏
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データの一元管理システムを短期間で自社開発
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開発生産性が高いため、追加要求への即応も可能
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Active Directoryと連携した強固なセキュリティを実現
親和銀行では、高度化する与信業務を効率化するシステムをBiz/Browserで自社開発しました。与信業務では決算書分析システムや不動産担保評価システムなど、いくつものシステムからの情報を分析して取引先の信用リスクを評価します。しかし、以前はそれらがシステム的に連携しておらず、それぞれの情報を紙ベースで取得しなければならないため、管理が煩雑になっていました。
システム開発の主なテーマは、複数のシステムのデータを一元管理すること、そして直感的で操作性の高いユーザーインタフェースを実現すること、さらにデータを再利用するための汎用検索機能を付加することの3点。これらを実現するために、同社が選択したのがBiz/Browserでした。決め手は開発生産性で、サーバーサイドの言語を選ばない、画面をBiz/Designerでノンプログラミングで作成できる、そして豊富なクラス部品がそろっていることなどが評価されたポイントです。「工数を低減できた上に、誰が見ても理解しやすいプログラムを書くことができました」(細川氏)。その結果、随時発生する追加要求へ即応することも可能になりました。
データの一元管理は、各システムのデータをDBサーバに集約し、SQLで切り出してBiz/Browserに渡すことで実現しています。また、アクシスソフトのPrintStreamを使って、さまざまな帳票を動的にPDFで作成できる仕組みも整えました。ユーザーインタフェースについては、エンターキーで入力項目を移動する、定型入力を設定して入力ミスを防ぐ、フレームにメニューを表示して画面遷移をスムーズに行うなど、スピーディーな入力・閲覧を実現しています。また、汎用検索に関しては他社の検索ソフトを組み込むことで、開発負荷なしで追加できました。
さらに、銀行業務では情報漏えいが許されないため、Active Directoryと連携したユーザー管理や、紹介・印刷など操作ログの記録をはじめとした、充実のセキュリティ対策を施して情報を保護しています。
太平洋セメント株式会社 情報システム部 主管
梅原 一美
氏
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分散型の基幹システムをWeb化して統合
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HTMLベースでは50人月を想定していた工数が18人月に
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VBシステムで450秒かかっていた起動時間を1秒以下に
太平洋セメントでは、分散型で運用している基幹システムに複数の課題を抱えていました。多種多様な運用プロダクトが存在するため、その分だけ技術者を確保しなければならならない。クライアントの環境変化に追従するのも難しい。さらにシステムが古く拡張が困難なため、業務フローの変化にも対応できません。一方でインフラも老朽化し、資源不足によるレスポンスの低下、OSやDBのサポート終了といった問題もありました。
同社では、この基幹システムをWebシステムとして再構築するプロジェクトを立ち上げました。まずはHTMLベースでプロトタイプを作成しますが、旧システムの機能を継承するには、技術・時間・コストがかかりすぎることがわかりました。そこでリッチクライアントの選定を開始し、操作性、生産性、レスポンス、DB接続などを比較した結果、もっとも多くの要求を満たす製品としてBiz/Browserが採用されました。
プロトタイプによる検証でもBiz/Browserは良好な結果を示します。特に懸念していたレスポンスについては大きな改善が見られました。「低速回線を利用している拠点での実測で、画面の起動に従来のVBシステムでは450秒かかっていたのが、Biz/Browserのキャッシュ機能により1秒以下にまで短縮されたのです」(梅原氏)。
現行の機能を継承するという課題についても、スプレッドシートの行・列の固定やファンクションキーによる画面遷移をはじめ、十分にクリアできました。生産性においても、HTMLベースでは50人月を要する見込みだった工数を、わずか18人月に短縮しています。Biz/Designerの優れた開発・デバッグ機能や、VBライクで習得が容易な点が寄与した結果です。
分散サーバをデータセンターへ集約して統合したことで、保守管理を一元化できたほか、各種アプリケーションのライセンス数を最適化し、コストの大幅削減も実現されました。今後、さらに多くのグループ企業に対してもBiz/Browserを展開していく計画を持っています。